相思相愛
今日は久々に盟友じゅんちゃんに会いました。
まあ、何してたかはそのうち発表になるんだけど、楽しかったなぁ。写真家の雨ちゃんもいたんだけど、多分、この人たち変な人たちだなぁってずっと思ってたはず 笑
もう知り合って5年。
思えば毎月のように会っていろんなことやりました。本気で海に沈められるんじゃないかと思ったことも度々ありました。(嘘)
純ちゃんの魅力ってなんなんだろうかと、帰り道ずっと考えてたんだけど、打算がないんだよね、純ちゃんて。人のために何かをしようって気持ち100%でできてる。だからずっと付き合っていきたいと思うし、純ちゃんのためなら、という気持ちにもなれる。多分同じこと思う人多いと思うよ。
…見た目は怖いけどいいヤツなんです 笑
そんな彼の生誕祭が来月あります。
写真がウケる。
テーマは「なぜこうなった。」だと思う 笑
生誕祭はファジーも出演!
僕は行ったとしてもお客さんです 笑
席数かなり少なく、当日ふらっと来ても入れない可能性ありますから予約必ずお願いしますね!
東京マラソン初挑戦決定! 〜僕が走る意味〜
何かに挑戦し続けることは、誰かを勇気づけることだと思う。
40歳になっても。
病気したとしても。
気持ち一つで何事にも負けずに大きなことに挑戦することで、今何かに負けそうになっている人の背中をちょっとでも押すことができたら・・・
そんな気持ちで、2019年3月3日。
東京マラソン、42.195kmを走ります。
※※※
なーんて、高尚な思いは微塵もなく。
「東京マラソンかぁ〜、まあ、当たるわけないからネタとして応募してみよー!」
ってノリで申し込んだら、まさかの当選。。。
倍率21倍って、その運、別のところで使いたかった。。。笑
仕事場の人が申し込んでて、「神崎先生、当選しました??」って言われるまで申し込んだことすら忘れてましたが(笑)メールみて、
「え・・・・(絶句)」
でした。。。
とりあえず、今日から新企画。
「ここ20年、2km以上走ったことない40歳のおじさんが半年後のフルマラソンに挑戦してみた」
スタートです(笑)
まあ、せっかくだから、出だしの高尚なことを言えるぐらいには頑張りたいと思います(笑)
3月3日、みんな応援しに来てね!
ヒヨリノアメ本。
ヒヨリノアメの遠征3日間を見届けて、一人帰りの新幹線の中です。
まるで一時期話題の「SSWおじさん」かのごとく、年齢も倍違う、まるで息子のようなヒヨリノアメを追っかけまわしてたのは、今回のヒヨリノアメのツアードキュメントを書かせてもらっていたからです。いや、正確にはまだ絶賛執筆中ですが…。大きな声では言えませんが販売までに間に合うのかすら若干怪しいですが(汗)、そういうことです。
***
彼らとの出会いは、今から3年前。
水戸SONICで彼らがバンドとして初めてのライブをした日でした。当時は彼らはまだ高校生でした。キラキラしてた 笑
長いこと音楽をやっているといろんな場面で転機というものがあるものです。
演奏としてうまいとか、そういうこと以前に、音楽をやるってなんなのか、今もその答えは出てはいないんだけれど、でも、間違いなくあの日、彼らの演奏は僕の心に深く刻まれました。
その後、僕の企画に来てもらったりして彼らの成長を見届けてきました。
思えばいろいろなことがあったバンドです。
メンバーが脱退したり、ボーカルのAKIの声が出なくなったり。耳までやられて…。
そんな中でもバンドを止めることなく着実に一歩一歩歩んで来ました。
1stEPのリリースに合わせて全国ツアーにでると聞いたとき、彼らの今の姿を描いてみたいと思いました。
ツアーに出るとバンドの真価が問われます。
1本1本のライブの意義を感じて強くなっていけるか。多分ツアーって、最後は自分との勝負なんじゃないかな。勝負のかかったツアーだったからこそ、なんらかの形で関わってあげることで、少しでも背中を押してあげられるかもしれないなんて、エラソーにも思ってました。
「ツアードキュメント」と言いながら、やたらと関わりすぎてバンドの成長を妨げるようなことがあってはならないので(基本がお節介なんで)、極力距離を置きながら(…って言いながら、あーだこーだとアドバイスになってない文句は言ってきたけど)、お客さんとして紛れて(笑)ツアーの途中経過を見てきました。
…心配はまったくの杞憂に終わりました。
1本1本、彼らは勝手に化けていきました。
もう僕なんかのはるか上空を飛んでます 笑
ツアーもあとはファイナルだけですが、ここまでで、ずっとかわいがってきたかわいい息子のような存在から、尊敬するアーティストに急成長してました。もう僕なんかが何かをアドバイスできるようなバンドではありません。この3日間でその想いは強くなりました。寂しさすらあるよね、ほんと。 笑
でもほんとに、贔屓目なしに、胸を張って「いいバンドだよ!」って言えるバンドになりました。ぜひ一度みてほしい。
***
この本は電子書籍という形で販売されるため、実はギリギリまで執筆します。9月14日、彼らのツアーファイナルの日に限定で発売されます。
電子書籍なんだから、ババーンと誰でも読めるように販売もできたんだろうけれど、これは彼らのライブあってこそのドキュメントです。
この本は、彼らの言葉だけでは絶対に完結しないようにできてます。必ず、彼らの音を、歌を、肌で感じて読んでほしい。
中心は彼らへのインタビューで構成されています。これまでのヒヨリノアメと、今のヒヨリノアメと、そしてこれからのヒヨリノアメと。
メンバーそれぞれと向き合って(…ご飯奢らされw)、彼らの言葉をじっくりと聞きました。ライブでは彼らが言い足りなかったことを、そしていちファンとして聞きたかったことを、書いてみました。読み応え、めっちゃあります。当日は、ライブ前に読むと疲れちゃうから、どうかライブ後の電車の中とかで読んでください 笑
***
そして、まだ僕はこの本の最後の一節をどう締めるか、迷っています。もしかしたら、ファイナルのライブを見ながらこっそり最後の一節を更新するかもしれません。(電子書籍、サイコー笑)
彼らは本当に一曲一曲、一音一音大切に、このツアーを回ってきました。上っ面のチャラチャラした音は1つもなかったと断言できます。
だからこそ、僕は彼らを可愛い後輩という位置付けではなく、尊敬するアーティストとして見て、もう一度このツアーを振り返って、一つ一つの言葉を丁寧に紡ぎ直そうと思います。
ちょっと思い入れが強すぎて、最後までできないかもな 笑。それはそれでいいのかもしれない。
(注)間に合わない言い訳ではありません、念のため。
***
このツアーを通して、初めて会った日のように、僕はまた彼らに教わりました。
一生懸命やることの大切さ。
1本1本のライブの重さ。
バンドとして強くなるとはどういうことか。
彼らの成長を見届けたいなんて言っておきながら、結局は自分が教わり、励まされ続けた2カ月でした。
AKI、おはし、やま、おはぎ。
このツアー、遠目で見ながら、ほんとに君たちが羨ましかったよ。大切な初めてのツアーに関わらせてくれてありがとう。
…この続きは、本に書きます。
まだツアーは終わってないもんね。
ファイナル、楽しみにしてます。
以上、暑苦しく、下手すると本より長くなりそうな、宣伝記事でした 笑
東京到着!おつかれさまでした!
日常に戻る
さすがに夜行バス→1日神戸→夜行バスでの強行スケジュールは体にこたえ、夕方までずっとウトウトしてました。なんか、ところどころでビクッとなって目覚めるのは、心がまだ緊張してるのかな。
夜はスタジオへ。イメージだったものが少しずつ形になっていくのはやっぱり楽しいな。早く仕上げたい!それには練習あるのみ、かな。
***
「お前、やっぱ強いんだな、尊敬するよ」
覚えてる限り、あいつに言われた最後の言葉ってこれだった気がする。そんときは、もうすぐ死んじゃうかもしれない俺を、元気でピンピンしてるあいつが励ましてる、って構図だったのにな。なんでこうなったんだか。どう見えてたかは最後までわからないけど、少なくともあいつが見た最後の俺が「強いやつ」なら、俺はいつまでも「強いやつ」でいられるように頑張ってみるよ。それがせめてもの恩返しなのかもしれない。
日常はどんなことがあった後でも流れていくわけで。そこで止まるか進むか、それを選ぶのは自分次第。僕は進む方を選ぶよ。
ライブ出演情報
お久しぶりのライブ告知です!友人のせきかわたくろう(仮)のサポートで2曲弾きます!出演は19:30ごろらしいです。グランドピアノなんですって!マジか… 笑
*** LIVE information ***
2018年8月5日(日)
@Live Restaurant MOJO:MOJA(越谷)
『Jumbled Night』
櫂 / 仲 真弘 / さいとーゆきほ / せきかわたくろう(仮)
18:30open・19:30start
¥2,000(D別¥500)
・MOJO:MOJAへの行き方はこちら→http://www.mojo-moja.jp/access.html
・せきかわたくろう(仮)のサポートでの出演です。出演は19:30ごろの予定です。
・なんで名前の後ろに(仮)がつくのかを知りたい方はライブ当日に本人に聞いてみてください 笑
わすれもの
実は、今回の急な神戸行きは、僕にとってかけがえのない仲間である、元メンバーが逝ったからでした。
亡くなったのはギター。タバコ吸ってくるわって外に出てそのまま倒れてしまったとのこと。突然死ってやつ。あまりに急過ぎて、感情がわかなかった。びっくりすらしてない。なんだよ、順番違くない?横入りすんなよ、なんて笑えない冗談思ってた。
メンバーと合流し、ベースが3年前で、そして今回。なんなんだろうね。てか、お前これで本当死ねないからねとか、無理やり笑いながら言われた。
最後のお別れって言われてもな。なんか、実感ないよな。あまりに急すぎて。それに、普通にすやすや眠ってるだけで、今にも起きそうなぐらい普通で。もともと朝弱くて、寝起き悪かったしな、とか、そんなことばかり思ってた。
***
ぶつかり合ってバンドが空中分解した。もう二度と会うこともないかなって思ってたけど、ドラムが結婚するって言って、奥さんはバンド時代から本当にたくさんの心配も迷惑も苦労もかけてきた人だったから、その奥さんの願いでもあった「あのバンドがもう一度見たい」っていうリクエストに応えるために、また集まった。そしたら、バンドのとき以上の友達にやっと戻れて、これからジジイになっても一緒にいようって言ってたのにな。
***
「神戸太陽と虎、いい雰囲気のライブハウスだよ、出たかった。なんであのとき出なかったんだろうな」ってこいつが神戸に引っ越してから言うもんだから俺、太陽と虎って自分たちの現役時代からあるんだと思ってた。カミコベとか店長の松原さんとか話題に事欠かないライブハウスだものね。…俺たちのほうが古かったよ 笑
何かの引き合わせなのかもしれないね。そんな話をした直後に、ヒヨリノアメがツアーで太陽と虎に出演するって聞いて。「ああ、太陽と虎、行ってみたいなぁ」と思ってたけど、スケジュール的には難しくて。
そしたらこんなことに。なんとか無理して都合つけたわ。本当は寂しがりやなのに素直にそれが言えないからって、何もこんな形で呼ばなくてもいいのにね。ほんと、迷惑なやつ。でも、おかげで、太陽と虎でヒヨリノアメが見られたからよかったってことにするけど 笑
ヒヨリノアメのライブを見ながら、いろんな感情が湧いては消えて言葉にはならなかった。自分の感情に乗っけてライブや楽曲を評するのは違うと思うから、ライブはライブとしてちゃんとみなきゃなと思ってたけど、なかなかね。
僕はあなたを忘れはしないだろう
さよなら…
そんな風に歌うんだもの 笑
***
なんで太陽と虎だったんだろう。行ってみたけどその答えはそこにはなかったよ。
でも、そこには行ってよかったと思えるライブをしているヒヨリノアメがいた。僕は彼らの中に、勝手に自分の忘れものを探してるのかもしれないね。夜行バスで行って夜行バスで帰るという弾丸だったけど、行ってよかったよ。
バンドもそうだったけど、何事も、続きがあるなんて思ってちゃいけないもんだ。でも、だから今の「この一瞬」を掴むためにまた生きていける。
仲間がこの世からいなくなるのは寂しいけれどね。別れはいつかはくるものだから。
夜行バス、横浜で途中停車したからそこで降りてあいつの好きだった崎陽軒のシュウマイ弁当食べてたら、知らせを聞いてからはじめて泣けてきた。
昔、一緒にシューマイ弁当食べながら、シューマイ1個とタケノコ5粒交換してってなって。あいつが見てないスキに俺がタケノコめっちゃ食ったら、マジギレして喧嘩したんだよな、とか、あまりにもくだらないことしか思い出せないんだけどね 笑
でも
ありがとう。
寂しいよ、ほんと。
でも、やっぱり、
ありがとう、だな。
白と黒
白と黒とのあいだどちらともつかずもう少し考えてどちらかに転ぶとしよう…#白と黒#ライヴ #練習#実はこの曲昔からかなり好き
最近この歌詞がとても気に入ってる
不惑の歳と言われる40代となったけど
今やってることが悪いわけでもないが
かと言って良いともあまり思えてない
最近では「ミッション」なんて言葉で自分の生きがい、やりがいを感じながら生きることを善とするらしいけど
そんなもん感じることもなく流されるがままに生きてる
もともと何事も白黒はっきりしないと気持ち悪いタイプの人間だけど人生って白でも黒でもないことだらけなのかもしれないななんて最近感じてます
少なくとも、好きだの愛してるだの上っ面な恋愛しか歌えない20代の頃よりも今ならもっと違う歌が歌えるんじゃないかな。
久々のライブです
盟友せきかわたくろうのサポートで2曲だけですが演奏します。なんとグランドピアノということでちょっと焦り気味です 笑
<LIVE information >
■2018年8月5日(日)
@Live Restaurant MOJO:MOJA
『Jumbled Night』
櫂 / 仲 真弘 / さいとーゆきほ / せきかわたくろう(仮)
18:30open・19:30start
¥2,000(D別¥500)
ムードに抗うことはできるのか ―映画『ゲッベルスと私』寸評
『ゲッベルスと私』という映画を見ました。ナチス政権下の実質No.2と言われた人物がゲッベルスです。このゲッベルスの秘書として働いたブルンヒルデ・ポムゼルという女性の独白が当時のアーカイブ映像を織り交ぜながら2時間続く映画です。決して七夕のムーディーな夜に見る映画ではないのですが(笑),たまたま時間が出来たので行ってきました。
まずとにかく驚いたのはこの方が103歳であるということ。顔は皺だらけなのですが,語り口は決して100歳を超えた方には見えず,記憶もしっかりしているようでした。ちなみに,享年106歳。この映画が撮影された3年後に亡くなったそうです。
見終えた後,なんと表現したらよいのか…「無音」でした。心が,ですかね。派手な演出もなく,クライマックスシーンもなく,本当に淡々と,静かに終わります。見終えたあとの,なんともいえない心の静けさは今までにない感情でした。
『何も知らなかった。私に罪はない』
内容はまだ公開中の映画ですので控えますが,この一言が全てだと思います。そして,この映画は,ポムゼルさんの独白や途中の衝撃的なアーカイブ映像を見て戦争の怖さを学ぶというものではなく,むしろ現代への警笛と見るべきなんじゃないかと思います。
ポムゼルさんは当時なぜ人々があんなにゲッベルスの演説に熱狂しているのかわからないままに拍手を送っていたと回想するシーンがあります。今思えば違う見方もできるかもしれないが,当時はそれがわからなかった,と。サッカーの試合後に誰かの迷惑になってることも考えることなく渋谷の街を占拠して騒げるのが私たちです。あの中の何人がサッカーの結果で心からあの行動に出たといえるでしょうか。多くの人がなぜ騒いでるのかその理由はわかってなかったはず。だから,日本だっていつこの状況に陥ったっておかしくないんだよな,とふと感じました。
見終えたあとの爽快感はゼロですが,たんなる戦争モノなどとは違う「迫力」を感じられる映画です。最後に,僕が一番印象に残ったポムゼルさんの一言を載せておきます。
「悪は存在するわ。何と言えばいいのか分からないけど神は存在しない。悪魔は存在する。正義なんて存在しない。正義なんてものはないわ。」
《公式リンク》
再会と出発
昨日は久々のライブハウスのはしご。
1件目は,下北沢WAVERへ。何気に初めて来た。お目当てはRich Macho Gentlemen。
たぶんタモちゃん(exキミトサイン)が自分のバンドのライブ告知でリツイートしたんだと思うんだけど,「僕の新しいバンドです!」ともなんとも言ってないままリツイートするもんだから,音源聞いて「なんだ!このバンドめっちゃいいじゃないか!」ってなってチケットまで取って,当日twitterでタモちゃんのバンドだったことを知りました(笑)。荒削りだけど芯の通った感じ。きっと楽しくってやってるんだろうなっていうのが感じられるライブでした!
このバンド,音源は無料でダウンロードでき,会場では物販として歌詞のかいたポストカードのようなものを販売。…くそぉ,これ,やりたかったのに,先越されちゃいました(笑)
よくMCとかでいう「僕らの曲を知ってもらえたら嬉しいです」というのがうそじゃないというなら,究極的にはこの「楽曲無料」というのは大いにありなんだと思うわけです。遅かれ早かれ,ストリーミングによる楽曲配信によって「曲がただで聴ける」時代なんてものになるわけで(…もうなってるのか)。でも,バンドとしてはどこかでマネタイズしなければいつまでたっても「究極の趣味」レベルからは脱せない。だとすれば楽曲を入り口にして,違う形でファンのみなさんに喜んでもらえるものを提供していく。そのためには…みたいなことを,前のバンドやってたときにはよく考えてました。…バンドマンにはあんまり受け入れられないんですけどね,これ(笑)
まあ,それはともかく,Rich Macho Gentlemen,とてもいいバンドでした!
***
そして,次はMOSAiCへ。
ヒヨリノアメがEP『傘とシンデレラ』をリリースしたそのレコ発をかねて,「傘のフェス2018」というのをやっていました。
この日のヒヨリノアメは,いつにも増して「エモ」でした。格好つけじゃない,ファッションじゃない「エモ」。変な言い方だけど,誰かのまねっこレベルでしかない,薄っぺらさが若者の特権なんだと僕は思うし,それでいいと思う。彼らとの付き合いも長くなってきたけれど,まだまだ僕自身の心を奮わせる「エモ」さは感じられなかった。…おじさんになると鈍感になるのかしらね(笑)
でも,この日のヒヨリノアメは,雨のSEからはじまって,最初の1音を発した瞬間,鳥肌がたちました。そう,これこれ。僕がライブハウスで出会う,リスペクトするバンドたちに感じる,このザワザワした感じ。あちゃー。こいつらにこれを感じる日がくるとは(笑)。よく,息子に腕相撲負けたとか,反抗期真っ盛りの息子に投げ飛ばされたとか,そういうときに父親は寂しさを感じると言いますが,まさにそんな感じだったかも(笑)
細かな演奏面では気になることはまだまだあるけれど,でも,それを超えて昨日のヒヨリノアメは本当に素晴らしかったです。これから2ヶ月,彼らのキャリア初のツアー。もっともがいて,もっと苦しんで。そして,もっと楽しく,もっときれいに。2ヵ月後のファイナルでどんなバンドになっているか。楽しみです。
https://twitter.com/panfactorymusic/status/1013419475100577793
帰り道。立ち寄ったスーパーでなんとなく思いました。
キラキラしたステージ上で「僕は生きてるって感じる」ってよくアーティストは言うけれど,いやいや,違うんだな。この,半額セールに出されたとんかつも,「ちょっとでも大きいのはどっちかな」って見比べてる自分も,きっと生きてるし輝いてる。その輝き方が違うだけ。毎日の,ほんの些細なことでも,よーく見てみたら光り輝いてる。
アンコールでも演奏されたこの曲を聴きながら,そんなことを感じられる毎日を大切にしていかなきゃな,と改めて思ったりしました。
勝負
去年の寄席ギグでご一緒させていただいたTOWがEMERGENZAという大会にエントリーして、見事に決勝まで進みました!
…ってことで今日はその応援に。
素晴らしい演奏でした。全身全霊でいいライブしてました。結果は残念だったけれど、心からリスペクトしたいと思えるライブでした。お二人ともおつかれさまでした!
途中からだったけど、どのバンドもとってもいい演奏してた。そしてその姿がなんだかとっても羨ましかったな。あんな風に、力を込めて音楽と向き合う時間は今の自分からはなくなっていて、趣味のレベルであって勝負する音楽ではなくなったんだな、と思う。だからこその新しい感覚もあるけれど、もしいろんなことがクリアになったとき、「もう一度」という気持ちが自分の中にまだあったんだな、と気づいた。すっかり区切りをつけたと思ってたから自分でも意外な感情でした。
まずは日々のいろいろな濁流に飲み込まれずに、感覚は研ぎ澄ませておこう。…感覚ぐらいはね 笑